鍵の交換と防犯性について

どんどん高まる鍵の防犯性

現在は一軒家・マンション・賃貸アパートなどでも当たり前となってきたディンプルキーやワンドアツーロック。鍵も独自の進化を遂げより高性能で頑丈な頼もしい姿に変わってきましたね。
まず空き巣は玄関からの侵入を諦め、侵入口は鍵の閉め忘れたドアや窓、ガラス割りへと犯行手口を変えています。それに伴い、窓にはシャッターを取り付けたりステンレス製の窓格子、強化ガラス、防犯カメラ、といった対策がどんどん行われています。
これは被害に合わない為にもとても重要なことですが、頑丈になればなるほどふとしたトラブルの際に大変なことがあります。
まず鍵をなくしてしまった時、家族が合鍵を持っている・大家が持っていてすぐに来てくれれば良いのですが、小さい子が中にいたりペットがいたりと急いで開けたい時ってありますよね。そういったときに防犯力のある鍵や強化ガラスやステンレスといった頑丈なものは非常に壊しにくいのです。防犯力の高いディンプルキーをドラマなどで細い針金やピンで開けたりしていますがまずありえません。簡単な構造のディンプルキーをピッキングで開けようとしても相当な腕と時間がかかります。そうなると破壊となるのですが、上記のような頑丈な鍵の場合１時間、２時間以上かかることもしばしば。同様に金庫もそうで、もともと扉も頑丈なものですから古い金庫であっても破壊には時間と力が必要です。ただこういったリスクを回避し破壊に弱い鍵をつけてしまって泥棒の被害に合ってしまったらと考えたら、頑丈な鍵がやはり一番です。